母乳の浅飲みは直そうと思っても中々治りませんよね。
私も浅飲みでずっと悩みました。
浅飲みを直すには、3カ月までが肝心だったのです。
今回は私の経験から母乳の浅飲みについてお話ししていきます。
同じ悩みを持っている方に是非読んでもらえたらと思います。
母乳の浅飲みの原因は私だった
乳腺炎に2度、白斑(母乳のつまりかけ。乳首に白い点ができる。)は何度もなりました。
この原因は浅飲みです。
なぜこんなに母乳トラブルが多いものか。
息子の吸い方に問題があるのかと思っていましたが、原因は私の“怠け”にあったのです。
息子を産んでくれた産院では母乳指導をしてくれました。
授乳の基礎、乳輪が見えなくなるまで赤ちゃんに乳首を深く咥えさせる。
これが一番重要だと教えてくれました。
深く吸わせるには赤ちゃんが深く吸えるよう、お母さんが乳房を持って奥まで入れるようアシストしないといけまん。
がしかし、いつの間にか奥まで咥えさせることを怠けてしまっていたのです。
息子は吸い付く力が強いと思い込んでしまい、アシスト無しで咥えさせるだけにしてしまったのです。
胸が張ってしまった時は更に酷い。
乳輪までパンパンになった乳首をそのまま咥えさせていました。
これではどう考えても浅吸いでしか吸えません。
母乳マッサージをして少しでも乳首を柔らかくしてあげていたら浅飲みにはならなかったでしょう。
母乳の浅飲みの原因は私の怠りでした。
「新生児は小さな口に見えますが、必ず大きな口を開けてくれます。
逃さず、お母さんの手で乳房を奥まで入れてあげましょう。」
私が助産院から教わったのは乳輪プラス1cmを目安に!
というとでした。
出産直後から正しい授乳方法をしていれば浅飲みにはなりませんでした。
私と同じく間違った授乳方法をしている方、改善の為に直しましょう!
2ヶ月までの浅飲みは改善できる
私が怠ってしまった授乳中の基礎中の基礎、乳輪が見えなくなるまで吸わせる!
私のように忘れてしまってもまだ治せます。
赤ちゃんが2ヶ月までという条件付きで。
2ヶ月までならまだ赤ちゃんも目の前のおっぱいを飲む事で一杯一杯です。
飲み方を気にしている余裕はありません。
私の息子が浅飲みだと分かったのは2ヶ月後半の時です。
白斑ができて初めて桶谷式のマッサージに行った時でした。
産院で教えてもらったことをすっかり忘れていた私は改めて正しい授乳方法を教えてもらいました。
そして、最後に言われたのが「2ヶ月ならまだ大丈夫!3ヶ月になると知恵がついて自分で調節して浅飲みにするよ。」ということでした。
赤ちゃんは必ず大きな口をあけるタイミングがあります。
そこを狙ってガブッとおっぱい全体を入れるイメージです。
はじめの内は問題無く飲んでくれていた息子。
しかし次第に今までと何かが違うと分かったのか、泣くようになってしまいました。
何度も吸わせ直しましたが泣くばかり。
私が諦めて浅飲みを許すまで大泣きできした。
3ヶ月からは浅飲みでも飲めているなら問題ない
結局、浅飲みは直りませんでした。
2ヵ月後半だったということもあり、助産院さんの言う通り知恵がついてきたのです。
浅飲みを直していないので、ビビりな私は怒られてしまうかもと思いきや
「浅飲みは直らないけど、体重が増えているなら大丈夫。」と言われました。
助産師さんが言うには、浅飲みは深飲みよりも母乳が出にくいことがあるよう。
体重が増えていなければ無理矢理にでも深飲みにする、もしくは粉ミルクを増やすこともあるが順調に体重が増えれば問題ないと教えてくれました。
確かに息子は出生時の倍の体重に成長していましたし、見るからに健康児でした。
身体も大きくなるけれど、知能がつくのも3ヶ月です。
好みの出てきた3ヶ月の赤ちゃんには浅飲みの改善はできません。
問題なのはお母さんの乳首のトラブルです。
正しい授乳方法をしていれば乳首に負担がかかることはありません。
しかし、浅飲みでは赤ちゃんの吸う力がダイレクトにかかってしまい、傷つきやすくなってしまうのです。
先端が切れて血が出てしまうことがあると教えてもらいました。
私は痛みが無かったので自覚はありませんでしたが、よくよく見てみると赤くただれていました。
対策として授乳後は毎回、市販の乳頭保護クリームでケアをしていました。
浅飲みの為か再度乳腺炎になってしまいましたが、ただれは酷くならず、何とか卒乳まで授乳できました。
まとめ
私の体験談から浅飲みの改善するために一番重要なのは、
新生児期から乳輪まで大きく吸わせることです。
でも、もし何らかの形(私の場合は怠け)で浅飲みになってしまった場合は2ヶ月までなら直せます。
3ヶ月からは赤ちゃんもこだわりが出てくるので浅飲みは治りません。
ただ、体重が増えているなら浅飲みのままでも大丈夫。
今度はお母さんの乳頭のケアが必要になります。
母乳育児を続けるために頑張りましょう。
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