帝王切開になったときの限度額適用認定証の申請方法、費用、間に合わなかったら?
少し調べてみると「高額療養費」「限度額適用認定証」など聞きなれない言葉が。
出産まであと少しなのに良く分からないし、申請ってそうするの?間に合わなかったら全部自分で支払うの?実際の費用はどのくらいなの?と不安で一杯でした。
こんな感じてパニック状態でしたが、帝王切開で申請できるものは全て申請し、無事出産できました。
帝王切開になった時の限度額認定証の申請方法
まずは限度額適応認定証の申請方法を説明します。
申請場所は加入している健康保険です。
保険の確認するためには現在手元にある保険証を見てください。
一番下のあたりの「保険者」「保険者名称」(他にも様々な記載があります。)に市町村名が書かれていれば国民健康保険に加入。
〇〇健康保険組合と書かれていれば社会保険に加入しているということになります。
国民健康保険の方は市役所の健康保険担当に部署へ行けば申請できます。
社会保険の方は旦那さんの扶養に入っている場合は旦那さんを通して、もしくは保健証に記載のある電話番号に直接電話してしまうのも良いかもしれません。
ご自身が勤め先の社会保険に加入している場合は保険証の電話番号に電話をしても良いですが、人事部や総務部に相談する方がスムーズだと思います。
必要書類は各市町村、社会保険により異なるのでそちらも確認することを忘れずに!
何も分からなくても大丈夫ですよ。
まずは何が必要なのか確認をして準備しましょう。
限度額適用認定証が間に合わなかったら?
妊娠後期に入ってしまって帝王切開の予定日ががもうすぐなのに今から申請したら限度額適応認定証が間に合わなくて費用が膨大になってしまう!
と私も思いました。
以前主人の扶養に加入する時手続きだけで2週間もかかってしまいました。
今回そんな長くかかったら退院してしまうよ!と。
しかし、限度額適応認定証が間に合わなくても損することはありません。
限度額適応認定証が間に合わない場合、一旦病院へ費用を支払います。
その後加入先の保険に「高額療養費」を申請すると一か月の限度額を超えた分が戻ってきます。
この限度額を超えた分というのは限度額適応認定証を提示し、割引された分と同じ額が支給されれるのです。
申請方法は限度額適応認定証と同じく加入の保険です。
必要書類は各保険によって違いますのでこちらも確認しましょう。
帝王切開で限度額適用認定証を使った時の費用は?
では、帝王切開において実際に高額療養費、限度額適応認定証を使用した場合、どのくらいの費用を支払うのでしょうか。
普通分娩は「病気や怪我」ではないので保険は聞きません。
なので、治療費は全額負担。
それを賄うために出産一時金という制度があります。
帝王切開は「異常分娩」とされ保険適応になり、自己負担額は三割になります。
この三割分が一か月の保険料の限度額を超えていた場合限度額適応認定証が申請できることになっています。
帝王切開の場合、出産一時金と限度額適応認定証(高額療養費)の二つの制度を申請し、費用を補てんできます。
こんなことを聞くと帝王切開の方が費用が抑えられそうですよね。
ほとんどの病院が普通分娩と帝王切開は同じ費用になるように設定しています。
まとめ
予想外の帝王切開で身体や赤ちゃん、費用のことに関して不安になってしまいますが、費用のことは想像以上に難しくありません。
まずは加入の保険に限度額適応認定証の申請。
申請が間に合わなくても高額療養費の申請もあるので大丈夫です。
膨大に思えそうな帝王切開の費用ですがほとんどの産院が最終的に支払う費用は通常分娩と同じような費用に設定しています。
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