私は33歳の誕生日あたりに妊娠が分かり、ぎりぎり33歳で出産しました。
結婚して5年妊娠しなかったので諦めかけていたのですが、ちょっとしたサプライズバースデープレゼントといった気持ちでした。
出産した病院は館林市の真中医院という個人病院です。
個人ではありますが、一応帝王切開などにも対応している病院ということで安心でしたし、全室個室ということで選びました。
とはいえ田舎なので選ぶほど病院はなかったのですが・・・
個室での入院生活は快適でした
人によっては大部屋のほうがいいという人もいるでしょうが、私は1人が好きだったので個室というのはありがたかったです。
それに兄嫁も同じ病院で2人産んでいて、産後お見舞いに行ったりして室内のことを知っていたというのも安心材料でした。
院内は壁紙などもピンクで、ソファーやテレビ、冷蔵庫なども完備していてぱっと見はペンションみたいな感じです。
友達が遊びに来た時もソファでくつろいでおしゃべりできて楽しかったです。
もしこれが大部屋だったら、周りに迷惑になるので談話室に移動してのおしゃべりだったと思いますが、談話室には他の人もいるわけですしやはりあまり大騒ぎもできませんから気を使います。
うちは一人っ子でしたが、上に兄弟がいる人なども周りに気を使わずに室内にいられるのでもっといいと思います。
夫もソファーに座って数日くつろいでいましたし、入院する側だけでなくお見舞いに来る人にとっても過ごしやすい空間だったと思います。
真中医院の院長は普段は温和で優しいが怒ると怖い
真中医院は個人病院ではありますが、県内の大学病院や県外の総合病院などから定期的に産婦人科医が出向でやってきます。
常に院長の他に1人や2人産婦人科医が常駐していたので、急な出産が起こっても検診がストップすることはほとんどなく、その点は良かったです。
女性の医師もいたので、曜日をみて好きな先生に診てもらえるのはいいと思います。
私はほとんど院長でしたが、60歳くらいのおじさんというかおじいさんで、口調が温和で優しい印象だったので安心して検診できました。
ただ、一度だけ食べづわりのせいで好き放題食べていたら1カ月で4キロほど増量し、妊娠中毒症を疑われすごく怒られて、冷たい口調だったのが印象的です。
血液検査でなんの問題もなかったのでよかったですが、なにか異常がでたら自己責任です。
あまりに怖かったので、その後はかなり気をつけたせいか問題なく臨月まで過ごせました。
ここまで院長に診てもらったのだから出産も院長になるかと思いきや、分娩台に上ったらはじめましての若い男性医師で「え?」という不安な気持ちになりました。
先生も高齢なので、夜中の出産にはあまり立ち会わないようになったようです。
そこはちょっと残念でしたが、立ち会った先生も優しかったし特に不満はありません。
食事に期待していたが・・・
兄嫁が出産したときは、真中医院では院内調理で栄養士や調理師が常駐していて、ご飯がとてもおいしいと評判でした。
しかし私が出産した少し前あたりから外注になり、院内調理を廃止していました。
まずくはなかったですが、さほど美味しくもなかったというのが残念でした。
陣痛が起こって子宮口が開いてきたこともあり、急きょ夕方入院したのですが、そのときに夕飯としてハンバーグが出たのですが痛くてほとんど食べられず残してしまいました。
その後の5日間のメニューの中で、ハンバーグが一番美味しかったので全部食べられなかったのが非常に悔しいです。
真中医院でかかった費用は一般的
普通分娩だったこともあり、出産一時金でまかなえるくらいの費用でした。
しかし、ちょうど出産一時金が増額されたという時期で、前に聞いていた出産費用で換算するとだいぶ手元に残るという計算だったのに、一時金が上がったら出産費用も上がっていて、プラマイゼロでした。
急に値上げするとかずるいなって思ったことを覚えています。
個人病院なので売店などは無く、産後急に必要になったものがあっても外で買ってきてもらわないといけませんが、産褥ナプキンや消毒類などは自販機があったので自分で買うことができました。
家族を呼んでもらえず夜中に1人で産んだ
夕方入院して出産したのが夜中の2時くらいだったんですが、先生が生まれるのは明日と言っていたし陣痛が弱かったこともあり夫や母親は夜には家に帰ってしまっていました。
しかしだんだん陣痛が強くなってきて生まれそうということになり、看護師さんに家族の誰かに連絡してほしいと頼んだら「入り口は鍵が閉まってるからだめ」と言われて結局1人きりで出産しました。
人がきたらインターホンで呼んで鍵を開けてもらうシステムらしいですが、人手不足のため開けに行く暇がないから呼べないと言われがっかりしました。
仕方がないので出産後に分娩台で夫にメールにて出産の報告をしました。
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