私は30歳の専業主婦です。
以前は仕事中心の生活で結婚してから5年が経過していましたが、全く妊活というものに興味はありませんでした。
もうすぐ30歳に突入するという時に、周囲の友人はもう二人目を出産し始め焦りを感じ子作りを始めましたが、なかなか子供を授かることができませんでした。
ネットでいろいろ調べて試すよりは、病院で原因を探すのが一番いいなと思い通院することになりました。
不妊症の検査や通院に興味がある方のご参考になればいいなと思います。
初めての産婦人科で不妊症検査
私は看護師をしており、週に1〜2回は夜勤がありました。
二交代制で夕方から翌朝までの勤務で夜勤が終わる頃にはもうお昼前、それから夜まで睡眠をとったりと生活リズムは乱れていました。
また、看護師同士の人間関係や多忙な業務にストレスを感じており生理周期が乱れることがありました。
これらのことから、ホルモンバランスが乱れて妊活の邪魔になっているのかなと思い、産婦人科で不妊症の検査をすることにしました。
また、看護師は切迫流産のリスクが通常よりも2倍と言われており、妊活を始めるなら退職しようと思い切って専業主婦になりました。
初めて産婦人科へ行ったときはとても緊張しました。
さらに待合室は子連れのママや妊婦に付き添う夫であふれており、一人でいるのは正直肩身が狭く子供がいたり妊娠しているのがうらやましくなったり悲しい気持ちになりました。
医師に不妊症の検査を希望すると、原因を探しつつ並行してタイミング法をしていきましょうと提案されました。
タイミング法とは内診エコーで卵胞の大きさを見ながら排卵日を予測し、医師の指定する日に夫婦生活をする取り組みです。
いざタイミング法実施!
不妊症の検査も正直大変でした。
何が大変かと言うと、生理後、排卵前、排卵後など各周期によって排出されるホルモンが違うためその都度受診し採血をしなければならず、また、卵胞の大きさをチェックするため週に2〜3回は内診エコーをしたりと度重なる通院が必要だったのです。
さらに私は血管が細く、採決の際は何回も失敗されて痛くて辛かったです。
ホルモン値は正常値内でしたが、排卵するまで時間がかかるのと卵胞がなかなか大きくならないためHCG注射という排卵を促すホルモン剤を打ちました。
この注射がまた痛いんです。
ホルモン剤ってどろっとしているため針を刺して筋肉の中に注入される時が痛くて、打った後も腫れたり熱が出たりで本当にしんどかったです。
タイミング法は医師から夫婦生活の日程を調整されるため、これがまた大変でした。
私は退職していたのでいいですが、夫は夜勤が多い仕事なので夜勤で不在だったり夜勤明けで疲労が強かったり、お互いそんな気分じゃなくても夫婦生活をしなければいけないため心身ともにしんどかったです。
タイミング法を始めてからもすぐには妊娠できず、生理が来てしまうと二人とも落胆したり夫婦生活が義務的になってきてしまい、排卵日以外は全く夫婦生活はしなくなりました。
無事に授かり二人ともお疲れ様!
タイミング法も慣れてきて、義務的とは言っても毎月付き合ってくれる夫に感謝しながら通院してから半年、妊活を始めてからもうすぐ1年という時にやっと授かることができました。
生理が遅れた時の期待感は大きく、妊娠検査薬で陽性が出た時は二人で大喜びして、なによりもお疲れ様と言い合っていました。
妊活して1年が経過すると不妊治療の次のステップへ進む予定だったので、1年未満に妊娠できた私たちは費用もそこまでかからず安心しました。
ですが、胎児に必須な葉酸サプリメントと女性ホルモンを高めると言われているビタミンEのサプリメントも摂取しており、毎月通院費に6千円ほど、サプリメント費に5千円ほどはかかっていたため毎月生理が来るたび、また費用もかかり大変だなと思っていました。
ですが、無事に子宝に恵まれて今になるとそれ相当の金額だったかなとも感じています。
今から妊活を始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
最近は結婚するときにブライダルチェックという不妊症の検査をしている人も多いので、気になる方は是非病院に行ってみてください。
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