子供の習い方は決め方が重要。習い事のさせすぎには意外なデメリットもある

育児

 

こんにちは。

1歳の息子を育児中の眞子です。

私の周りには息子と同じ年頃なのにもう習い事を始めている友達が何人もいます。

「一緒に見学に行ってみない?」と誘われることもありますが断っています。

なぜかというと、「息子がこれをやってみたい!」と思う習い事でないと意味がないからです。

それどころか、子供の習い事は大人になってからの時間の使い方などに影響が出てしまうと考えています。

今日は子供の習い事について私の経験も踏まえて書いていきたいと思います。

私は習い事が伸びない子だった

息子にまだ習い事をやらせない理由は私の経験からです。

私は子供の頃沢山の習い事をしていました。

当時のスケジュールです。

 

月曜日 ピアノ

火曜日 ミニバス(子供用のバスケットボール)

水曜日 スイミング

木曜日 休み

金曜日 ミニバス

土曜日 ミニバス、習字

日曜日 ミニバスの試合が入る時あり

 

土曜は午前中に3時間のミニバスの練習が終わった後、車の中でおにぎりを食べて習字へ行っていました。

確実に休みがあるのは木曜日だけです。

ものすごく嬉しくて、今もそのイメージが引っ張って好きな曜日は?と聞かれたら何となく「木曜日!」と言ってしまいます。

全ての習い事は親にやらされていたと思います。

自分で「これやってみたい!」と言った記憶がありません。

なので、楽しいとか集中できるとか達成感とかそんなものは何にもありませんでした。

ただ習い事の教室、体育館に送られて始まったらやる。

周りのみんながやっているからやっていました。

これだけの習い事をしていたので、かなりの大金をつぎ込んでくれたと思うのですが、すべてが伸びませんでした。

伸びないだけでも本人が楽しんいればまだいいのですが、そんなこともありません。

ただ、目の前にやることがあるからやるだけです。

ピアノは5年以上やったのに今は音符も忘れてしまいました。

習字も小学校1年~6年までやっていましたが、字は周りからもはっきり下手だねと言われる程です。

一番好きな泳ぎ方は潜水。

ちょっとした自慢ですが、ミニバスは少し才能があったみたいで小学生の頃県の選抜に選ばれました。

が、中学生にはいるとやる気のある子はどんどん伸びて最後の試合は同学年で唯一の補欠です。

子供の頃も今も身に付いているものは殆どありません。

なぜなのか、それは自主性に掛けているからです

子供は自主性「自分はこれがやりたい、やってみたい!」と思わないと上達しません。

大人でも同じですよね?

やる気のない仕事はただやるだけ。

挑戦してみたい仕事ってワクワクしたり集中できますよね。

子供時代の私は目の前に与えられたことだけやる自主性のない子だったんです。

習い事が多すぎることの意外なデメリット

習い事が多すぎるデメリットは先にも書いたように自主性がなくなることです。

子供の意思を聞かないまま習い事を始めてしまうと意外な、でも大人になっても影響するデメリットがあります。

受け身が当たり前で自分で考えない

私の場合、言われるまま習い事をしているだけだったので習い事が落ち着いた中学生、高校も受け身のままでした。

当時は自分が受け身だと全く思いません。

大人になって振り返ると、自分で自分の選択ができていなかったのです

部活も、進路も将来のことも。

こまったらすぐ親に相談し、結果的に親の言う通りにしていました。

自分の意志ではないのでやる気を起こそう、起こしたいと強く思ってもできません。

当時はこの気持ちですごく苦労しました。

自分がやりたいと思わないと集中力ややる気なんて出ないのに。

自分の為の時間がなかった代償

大人になってからって仕事が始まるといっても自由な時間て多いですよね。

子供時代からスケジュールぎっちりの私はそんな時は友達と遊ぶ、テレビをみる、ゲームをする、買い物をしていました。

みんなそんなものだと思ていましたが、大人になって様々な人に出会うとどんなに忙しい中でも自分の為に時間を費やしている人って多いです。

自分の目標の為にキャリアアップの為に有意義な時間を過ごしている人はいます。

創作に没頭したり、女性であれば自分自分に合う化粧を研究してみたり。

友達と会うことはリラックスもできるし情報交換としてもいいことなのですが、それ以外のことはただの受け身。

ただ消費しているだけです。

勿論映画をみたり、ゲームをするのは楽しいし少しの時間ならいいですけど得るものは鑑賞中の満足だけです。

私は休みの時間のほとんどそれらに費やしていました。

なぜこうなってしまったかと思うと、全てではないにしろ子供の頃の過密なスケジュールが影響していると思うんです。

トータルでみると子供頃のように自由は時間がある時期って少ないです。

自由な時間が多い子供の時に自分が本当に打ち込めるもの、夢中になれるものを見つけられたと思います

私は習い事で疲れていました。

唯一の休みの木曜日は学校から帰ってきてから夕飯までずっとテレビをみていました。

一番活発に好きなことをやれるときに何もできていませんでした。

もし、夢中になることが見つかっていれば人生は変わっていたかもしれません。

なにより、自由な時間の使い方がもっと上手くなっていたと思います。

子供の習い方は決め方が重要

冒頭にも書きましたが、習い事に大切なのは子供の意思です。

私は親がやらせたいからという理由で習い事は始めません。

なぜなら私が習い事で自主性の欠けた大人になってしまったからです。

そして、今は昔の自分を客観的に見れますが子供の頃はそうではありませんでした。

「親が申し込んだから」、「ここに連れてこられたら」という理由だけで習い事を始めてしまう子もいるのです。(私です。)

楽しいという気持ちはありませんし、辞めたいという気持ちはあっても口には出せませんでした。

貴重な子供時代にこんなに無駄な時間を息子には過ごしてほしくないと思います。

本人の口から「僕、これをやってみたい!」と言うまで待とうと思います。

それまでは出来るだけ沢山の物や場所にいって色々な物に触れさせて選択肢を増やしたいですね。

そして、もし息子のやりたいことが見つかれば全力でサポートしたいです。

今まだ、1歳なので自分の足で興味あるものに向かい、触ったりしている方が時間を大切に使っているのです。

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