同居は子供にとって悪影響なのか、孫の立場で思うこと。

育児

私は父の両親と同居した環境で育ちました。

これから紹介しますが少し変わった家族の為か幼い頃は、楽しい思い出もあるけれど、嫌な思いでもあります。

同居か子供に悪影響なのか、子供が大人になったときどう影響したのか私の経験を書いていきたいと思います。

同居していた家族の紹介

まずは私の家族の紹介です。

祖父  近所で有名な変わり者。家庭内でも度々問題を起こす。自分中心。

祖母 小さい頃は優しいおばあちゃん。大人になるにつれて裏の顔が分かる。祖父と人の噂話や悪口を言い合うことが日常。

基本的に母の味方。祖父の問題行動に度々激怒。

仕事は真面目。

専業主婦。

間違ったり、やめて欲しいことは遠慮なく言う。

祖父母の悪口を独り言のように言う。

家事は完璧にこなす。

子供は私を含む三姉妹です。

もう亡くなってしまいましたが、祖父の妹と曾祖母︎も一緒に住んでいた時があったので、最大9人家族でした。

核家族が普通の現代からみれば大所帯です。

同居していて悪影響だったこと

家族の紹介でも分かるように少し問題のある我が家。

側からみれば大家族で楽しそう。

なんて思われるかもしれませんが、家族が多いだけ問題も沢山でした。

だいたい問題の中心は祖父なのですが。

祖父自信のトラブルが家族に発覚すると父と祖父の大喧嘩になります。

幼いながらもその言い合いがとても怖く感じていました。

いつもは優しい父親の怒鳴り声を聴くのが本当に嫌でした。

喧嘩が始まりそう…と察すると家の一番離れた部屋に引きこもっていました。

うちの家族はよく揉める家族で、喧嘩は祖父vs父だけではありません。

祖父vs父と母、祖父vs父母と親戚など。

とにかく喧嘩が絶えませんでした。

もう一つ嫌だったのが嫁姑問題です。

母親も祖母も幼い時は両方とも大好きでした。

でも、私が成長するにつれ言葉や態度で表す“嫌味”が分かりようになったのです。

また、母は私の前で祖母の悪口を言うこともありました。

祖母はとても可愛がってくれていたので、「なんでお母さんはおばあちゃんの悪口を言っているのかな」と疑問に思っていました。

しかし、祖母も両親が不在の間にいつもとは違うトーンで祖父と一緒に母の悪口を言っているのが段々分かるようになっていったのです。

同居は子供が成長してからも悪影響を残す

家族内の喧嘩、嫁姑問題があった我が家。

子供のである私に悪影響を及ぼしたと今も思っています。

成長して周りとの関係で変化して部分もあれば、大人になっても影響しているものもあります。

家族内喧嘩は幼い頃の私にとって本当に嫌でした。

何かまずいことを発見してしまったときは「誰かに話したらまたみんなが喧嘩をしてしまうかもしれない。」と抱え込んでしまうようになったのです。

幼い子供が秘密を一人で抱え込むのは想像以上にストレスがかかります。

これはいけないことだけだけど、またお父さんがお爺ちゃんの喧嘩なんてみたくないな。

お母さんに相談してらお父さんに伝わってしまうのでないかなど。

考えこんでしまうのです。

家を出て大人になってからは、家族以外で本音で語り合える友達や恋人出会えることが出来たため、幼い頃と同じ気持ちにはなりませんが、男性の怒鳴り声は今でも怖いです。

今までの人生で何度か大人の男性に怒鳴られました。何を言われているか分からないほど、混乱して残っている感情は恐怖だけです。

一度怒鳴られた人はその後どんなに優しくしてくれても信用できない性格になっています。

嫁姑問題では大人には表の顔と裏の顔があるのだと心に強く残りました。

初めてのアルバイトや就職先でとてもいい人でも「本心はどう思っているのか」「裏で何か言っているのではないか」と常に疑ってかかっていました。

相手の本心が分からないと自分もさらけ出せないのでとても辛かったです。

私なりのペースですが、自然と信頼できる上司や同僚がができたのは周りに本当に優しい人たちが居たからだと思います。

同居のよい影響

同居は悪影響だけではありません。

特徴的な家族ですがよい影響もありまりた。

細かく言えば沢山ありますが、いくつか言うと、

例えばお母さんに叱られて泣いてしまった場合。

そばには祖父母がいて私たちを慰めてくれていました。

子供にとっては逃げ場があったんですね。

同居しているので大家族な我が家。

季節のイベントは家族揃って祝いました。

ひな祭りにはひな壇の前で皆でお赤飯を食べたり、年越しは紅白を見ながら年越しそばを食べたり。

親戚も集まって大勢で賑やかなイベントはとても楽しかった記憶があります。

結局、同居は子供にとって悪影響なのか

私の子供時代を思い出して同居の良いところ、悪いところを書いてきました。

同居の悪影響とよい影響を比率で言うと、

7:3で悪影響の方が勝ります

成長して周りと関わっていけば幼い頃のほとんどのトラウマは解消されました。

でも、大人の男性の怒鳴り声への恐怖は同居が原因だと思っています。

子供時代の記憶は大人になっても引きづってしまうこともあるのです。

もし、家族内の誰かが私の気持ちに気づいて理解をしてくれていたら何か変わっていたかもしれまん。

家族内にはいませんでしたが。

子供は大人より繊細です。

大人にとっては大した問題でなくても、子供は深刻に受け取っているかもしれません。

全く予定はありませんがこれから同居することになれば、子供のちょっとした表情や気持の変化に気づいてあげて、相談できるような親子関係になりたいと思います。

まとめ

この記事だけを読むととっても暗い家族に見えますね笑

悪影響なのかどうなのかとという面だけでかいたので、こんな感じになってしまいました。

本当はもっと明るく、喧嘩が耐えないけど面白味のある家族です(^^)

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