第一子である長男は1ヶ月までは夫と2人で育児をしました。
2ヶ月目からは田舎の実家に里帰りすることに。
子育ての先輩の実母もいるし夫と2人だけの育児よりも楽になるかなと思っていましたが、実際はストレスだらけでした。
産後の里帰りに期待していた私
私の里帰りは産後1ヶ月から。
妊娠中から産後1ヶ月は夫と2人で息子の育児をしていました。
(夫が育児休暇についてはこちら→夫が会社で育休申請を初めてしてみた)
その後夫も仕事が始まり、繁忙期には出張も多くなるので里帰りすることにしていました。
私は三姉妹。
実家にとっては待望の男の子。
不妊治療を経ての出産ということもあり、両親、妹、祖父母もとっても喜んでいました。
里帰り中は家族が息子の世話を進んでしてくれるだろう。
でも息子の親は私。
里帰りといっても家族は仕事もあるし、自分たちの時間も必要。
甘えすぎに気をつけないとと思っていました。
里帰りしてみて頼りにしていた実母にストレスを感じてしまった
頼り過ぎには気をつて、可愛がってもらおうという姿勢でいざ里帰り。
実際実家に帰ってみると、みな日々の生活で精一杯。
父と妹は仕事をしているので、可愛がってはくれるけど世話はほとんどしてくれませんでした。
これは想定内だとして。
ちょっとは手伝ってくれるだろうと思っていた実母にストレスを感じてしまいました。
と言っても実母が悪い訳ではなく。
実母は平日短い時間ですがパートをしています。
あまり長い時間ではないので、息子の世話を一緒にしてもらおうと期待していたんですね。
がしかし、実際は想定外。
父方、母方の両祖父が全員90歳以上の高齢者。
深刻な程ではありませんが介護が必要。
母は一人で4人の面倒を見ていました。
話には聞いていましたが、ここまでハードな生活をしているとは知りませんでした。
そんな生活をしている母は、日々ストレスが溜まっています。
アクティブで友人も多い母は、パートと介護の間に友人とランチやカラオケでストレス発散。
里帰りから2週間で気づきましたが、母はほとんど家にいませんでした。
でも仕事、介護で忙しそうなので育児を手伝って、とは言えませんでした。
母の忙しさを理解しているので責めることもできませんでしたし。
それどころか、私が母に家事を頼まれるように。
家事と言っても洗濯や皿洗いですけどね。
朝、夜の食事は準備をしてくれました。
祖父母、両親、妹がいる大人数の実家では、単純な家事でも時間がかかります。
実家にいるのに全く家事をしない妹の分までしなければいけないのにもイライラしていました。
首の座らない息子を見ながらの育児と家事で私はストレスが溜まるばかり。
里帰り先のストレスで自宅に帰りたいと思った
ストレスが爆発したのは乳腺炎になった時。
高熱が出てしまい息子を抱っこするのもやっと。
なのに母親は忙しい合間の息抜きにテレビを見ていました。
「なんで大変なのに手伝ってくれないの?私は家のことやってるよね。お母さんだって手伝ってよ」とついに言ってしまったのです。
それを聞いた母親は急いで手伝ってくれましたが私の怒りは収まりません。
この日から真剣に夫のいる家に帰ろうかと考え始めました。
でも、結局私が下した決断は「里帰りを続ける」こと。
色々と考えましたが、やっぱり実家にもメリットがあります。
確かに母親、父親、妹、祖父母は高齢で難しいので息子の世話はしてくれません。
でも、息子の機嫌が良いときは遊んでくれますし見ていてくれます。
これだけでだいぶ助かっていると思ったんです。
息子もみんなに可愛がってもらって笑顔になっていました。
家に帰れば日中は私と息子の二人だけ。
息子のぐずりに疲れてしまった時、下の階で夕飯の支度をしている母親と会話をするだけで気が楽になりました。
息子も私以外の家族に接すると気分が切り替わるのか、機嫌が良くなることもありました。
世話はしてくれないけれど、沢山の顔が実家にはあるので私も息子も気分転換ができました。
母親と喧嘩をした後も実家の家事は私がやるこがありましたが、考えかたによってはプラスになりました。
家よりも多い洗濯、皿洗いをすることで帰った後の家事の練習をしようと思いました。
夫との家に帰れば息子の育児と家事を一人でこなさなくてはいけません。
実家の家事は一人で育児と家事をする訓練だと思えば楽になりました。
そう考えると食事を出してもらっているだけで感謝しなくてはいけないとも思いましたね。(;^ω^)
まとめ
・世話はしてくれなくても可愛がってくれるだけで十分。
・里帰り先で育児と家事をこなすことは、家に戻るときの為の訓練。
こう思うことでストレスだった実母への考え方も変わりました。
忙しい中可愛がってくれているのだから感謝しなければいけないと。
雲行き怪しい里帰り前半でしたが、後半はみんな笑顔が増えました。
自宅へ帰らなくて良かったと思います。
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