不妊治療と妊活を経て大切な我が子に出会えた妊活体験談

妊活体験談

不妊治療を行う人は最近、私の周囲でもとても多いです。

一年前に結婚して不妊治療を開始したらすぐに子供ができた友人から、結婚してから五年間治療をして授かった兄夫婦まで、夫婦によってそこに至る過程も様々です。

私もまた結婚十年目にして授かった不妊治療経験者として、私が行った妊活についてお話ししたいと思います。

不妊治療を開始することになったきっかけ

私は結婚10年になる、34歳の専業主婦です。

夫とは職場で出会い結婚しましたが、お互いに結婚当初は子どもが欲しいという強い希望はなく、結婚後数年間は避妊していた程です。

まだ『子どもを持つ』ということに現実味がなく、また芸能人の『授かり婚』などのニュースから、子どもは避妊をしなければ欲しいと思った時に自然とすぐ授かるものだと思い込んでいました。

当然、女性は特に産むのにタイムリミットなどがあるなどとは想像もしていませんでした。

ある日、酷い生理痛から何気なく婦人科を受診したときに、10センチに膨らんだ卵巣のう腫が発見されました。

即手術となり取り除けたのはいいものの、他の臓器の異常も発見され不妊治療を専門機関で受けないと子どもを授かれないということが判明しました。

想像もしていなかった事態に驚きながらも、なかば医師の促すままに『子どもがすごく欲しいわけでもないけど、欲しくないと今すぐ決めることもできない』と優柔不断な私たち夫婦は、不妊治療を開始することになりました。

移植にそなえて大豆イソフラボンで妊活

私たち夫婦は私の不妊と夫の精子の活動率の低さによる不妊とで、人工授精などのステップアップを経ずに最初から顕微授精を受けることになりました。

毎日病院に通いホルモン注射を打ってもらい、採卵して夫の精子と掛け合わせると受精卵が八個もできて喜びました。

病院からは特に妊活についての漢方や投薬、サプリを勧められたりすることはありませんでしたが、自分なりに妊活体験談などを調べて受精卵の移植にそなえて料理に気を付けるようにようにしました。

女性ホルモンの働きの代わりをするという大豆イソフラボンを摂取して妊活しようと、毎朝味噌汁や豆腐、納豆は欠かさないようにしました。

さらに毎食時に豆乳をコップ一杯飲むようにしました。

病院の先生の話では『体の機能には問題ないので、妊娠できると思います』とのことだったので、一回目の移植ですぐに妊娠に至ると思い込んでしまいました。

結局移植一回目は着床するも化学流産、二回目は妊娠八週で流産、三度目で授かることになりました。

二人目に向けて、再び妊活を検討する日々

移植三度目で授かれたのは、幸運かもしれません。

人により何度も採卵をしなければならなかったり、さらにその先に授かれる保証はないからです。

私が自分で実践した妊活は、食事で大豆イソフラボンをよく摂取するというものでしたが、これが必ず実を結んだ結果だとは言いきれません。

でも自分が納得のいく、無理しすぎず出来る妊活をすることが後悔のない結果を生むとは思っています。

葉酸アプリを通販で取り寄せて妊活している友人もいますし、正解はその夫婦ごとに違ってあると思います。

今また不妊治療で授かった子が生後二カ月になり、再び二人目に向けて妊活を考えています。

一人目の育児を抱えて無理なくできそうな妊活は、豆腐の味噌汁を毎日食べることと日々の買い物を運動と兼ねることかな、と思っています。

無理なく続けられることが妊活の原則だと思っているので、カフェインの摂取を過度に我慢したりもしないと思います。

きっとまだみぬ我が子は、無理に頑張る私より笑顔でいる私に迎えられたいと思うからです。

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