40代で始めた妊活 どんな治療をしても結果がでない苦しさを継続中

妊活体験談

私が妊活を始めたのは3年半前からです。

42歳で結婚と遅かったため、すぐに不妊治療へと進みました。

結婚が決まり友人に報告すると「おめでとう。子供を希望するならすぐに病院で検査しなさい」と言われました。

助言をくれた友人は40歳で2人目を出産したのですが、甲状腺の異常が妊娠中に見つかり手術が出産後になり自分の命と向き合った経験からでした。

40歳を超えてからの不妊治療は、金銭的・精神的に負担が大きいことは承知していましたが、経験してみないと分からない苦悩を今、痛感しています。

不妊治療のドアを叩いた1年目

42歳で不妊治療を始めたわけですが、最初に血液検査で現時点での残卵子数や性病の有無などを調べます。

クラミジア感染が陽性だったので、薬を服用し陰性になるのを待ちます。

勿論、結婚する前から彼と性交渉はしていたわけですから、クラミジア感染が判明した時はこれが原因で妊娠できなかったのかも・・・と不妊治療を始めて正解だったなと思いました。

その後、卵管造影の検査もしましたが両方とも狭いものの閉鎖しているわけでもないとのことで、自然妊娠も見込めると勝手に期待していました。

また、この検査をすると卵管の通りが良くなり妊娠しやすくなるとのことで余計期待していました。

でも、その統計に40代は入っていないのかもしれません。

その後、人工授精にステップアップし3回チャレンジしましたが、一度も妊娠判定を貰うことができませんでした。

そして体外受精にステップアップすることになります。

この時点で不妊治療開始から7か月になります。

市の助成金は人工授精までだったのでフルで活用し30000円返ってきましたが、ここまでで30万円程度の費用を自費で支払いました。

体外受精に進むと卵子の老化が問題であることが明らかに

体外受精に進むと排卵誘発剤を使って卵胞を育てることを勧められるのですが、自分の力で卵胞を育てらることもあります。

私は排卵もあり、自分の力で育てることもできたので1回目は自然で育て、採卵し受精し移植まで進むことができました。

しかし、卵子のグレードが悪く、妊娠することはありませんでした。

2回目は誘発剤で複数育てることにチャレンジしましたが、誘発剤が合わず中止となりました。

そんなこんなで2か月がムダになるのです。

そしてインターネットで不妊治療の情報を検索していたところ、『1周期でも治療をお休みすると卵巣を休ませることができるため次の治療の際、良い卵子を採卵することに期待ができる』ということを知りました。

その記事を信じて不妊治療を1周期休み、次の周期に違った誘発剤でチャレンジしてみました。

すると誘発剤が合っていたのか2個採卵することが出来ました。

しかし、1個は変性卵でしたので受精に至ったのは1個で、やはりグレードは低く妊娠することはありませんでした。

今まで使用していた誘発剤でも結果が出ないなんて

金銭的な負担は夫婦のギクシャクにもつながります。

1回の体外受精でかかる費用は25万円程度。

誘発剤を打って卵胞を育てるために注射を何本も打ち、採卵中止となった場合でも8万円程度必要です。

私の場合、田舎に住んでいるので県の中心部まで治療に通うための交通費もかなりの負担になっています。

5往復で3万円程度必要なのです。

誘発剤を使って卵胞が育ち、いざ採卵してみても空胞になることがあります。

この場合、誘発+採卵費用+交通費で18万円です。

それでも体外受精なら望みがあるのではと思い、現在に至るまで3年こんなことを続けています。

時には経済的に厳しいと思うようになり、3か月治療から離れたこともありましたが、後悔したくないという思いから治療を再開してしまうのです。

この3年間で移植まで進めたのは5回です。

県の助成金は移植まで進めた場合、20万円出ます。

勿論、5回とも申請し100万円は戻ってきました。

しかし、採卵しても空胞を何度も繰り返した私は現在、助成金を省いて200万円以上を自費で支払っています。

一番近い治療では誘発剤を8回打ち、卵胞を採卵したのですが十分育っていなくて、未成熟でした。

先生とは3年以上の付き合いなので、データを見ながら的確な治療して貰っているのに結果がで出ていないのが現状です。

精神的にも金銭的にも辛い日々が続きますが、まだ見ぬ我が子に会うために妊活はこれからも継続していくつもりです。

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