４０代の高齢結婚からの高齢妊活体験談

私は39歳の頃、一つ年上の40歳の夫と結婚しました。

当時私はアパレル業界に務めていて、出会いは合コンを除くとほぼありませんでした。

自分でも一生結婚しないと思っていましたし、周りの皆や家族からも思われていました。

そんな時にできた彼氏が今の夫です。

子供が授かれるタイミング的なものを考慮し、相手も同じように思っていたのか交際４ヶ月（出会ってからトータル６ヶ月）のスピード婚でした。

高齢結婚、高齢出産を経験した私の妊活体験談をお話しします。

高齢結婚からの妊活

夫は自身が４人兄弟ということもあり「子供は少なくとも一人は絶対に欲しい」というスタンスでしたので、お互い子作りを頑張ろうと誓い合いました。

私も夫も今すぐ妊娠しても40代になりますので、妊娠→出産→子育て、となるとギリギリの年齢になります。

高齢出産と呼ばれる部類であり、子供が成人、結婚する頃には私たちは少なくとも60代になっています。

夫と同居するにあたり、県をまたぐ引越しの予定が出ましたので当時働いていた会社を退職し、夫のたっての希望もあり専業主婦になりました。

比較的何をするにも時間の取れる専業主婦の方が、妊活をするにも都合が良いだろうという考えでした。

妊活をするにあたって、基礎体温をつけ始めることから始めました。

恥ずかしながら私は風邪の時などに使用する普通の体温計を使っていたため、グラフがガタガタで排卵期も何も分かったものではありませんでした。

病院に相談しに行ったのですが、先生に基礎体温を測る専用の体温計を使うことから諭され、かなり恥ずかしかったことを思い出しました。

また、排卵期チェッカーというものも薬局で購入することができると教えてもらい、病院から帰宅するまでに排卵期チェッカーも購入しました。

まずは私がまだ子供が産める状態であるかどうかを調べてもらい、夫も数日後に来院し精子の数を調べてもらいました。

私の子宮には小さいですが筋腫があると言われ、手術もできるができれば早く産んだ方が良いと勧められました。

夫のほうはというと、年齢的なものを考慮してもかなり元気な精子で数が多いという結果だったので、子作りに俄然やる気が出ました。

また、体を温める為にヨガレッスンとお友達に薦められたよもぎ蒸しにも通うことにしました。

今まで低体温で末端冷え性だったので、それを改善する為にも良いと言われましたがヨガが特に良かったと思います。

体のコリも足の浮腫みも減りました。

お医者さんから『まだ健康だから元気な子供が産めるよ』と太鼓判を押してもらえたのですが、ヨガとよもぎ蒸しに通っていましたがトータル３回生理が来てしまいました。

帰宅した夫に泣きながら謝ったり、自分的にプレッシャーをかなり感じていたと思います。

「子供が授かる」といった評判の神社にお参りに行ったりお守りを何個も買ったり、「妊娠菌がついた米」という胡散臭いものにも手を伸ばしそうになりました。

こんなに食事に気を使って、ブレンドティーも葉酸サプリも欠かさず飲んでるのに！と精神的にかなり鬱になっていたと思います。

しかし約５ヶ月後、生理が少し遅れているな？と検査薬を試したら待ちに待った陽性反応が出ました！

妊活してから半年で出来た私達は、年齢的なものを考慮しても恐らくとてもラッキーだったと思います。

当時の事を思い出してみると、病院に行って不妊治療相談会に参加して、お医者さんからのアドバイスを貰ったり、同じような悩みで来院されている患者さんと励ましあえたりしたことが良かったのかなと思います。

全部合わせてトータル25万くらいかかりましたが、現在妊娠7ヶ月目で胎児もとても元気なので全く後悔はありません。