流産を経験し、不妊治療で妊活挑戦中の体験談

妊活体験談

私が妊活を開始したのは、25歳の時です。

結婚後2年経っても自然妊娠しなかったため、本格的に妊活を始めました。

現在も妊活は進行中ですが、どのようなことをしているのか詳しくお話しします。

妊活スタート

私は妊活を期にフルタイムの仕事を辞め、専業主婦になりました。

まず、不妊病院で妊娠しない原因を探るために血液検査や子宮の検査をしました。

その中で、甲状腺機能低下症ということが判明し、月に1回の専門医の通院と薬の服用をしています。

その他は特に悪いところは見当たらなく、原因不明の不妊であることが分かりました。

不妊検査を一通り終えて、まずはタイミング療法での妊娠を目指しました。

通院を始めて、半年で妊娠が発覚。

やっと子供ができたとその時は思っていました。

ですが、検診をしてもなかなか胎児が見つけられず、子宮外妊娠だということが分かりました。

右の卵管に詰まっていた胎児は、産むことができないのです。

悲しみに明け暮れてたくさん泣きました。

幸い自然に流産させることができたので、私の体を傷つけることはありませんでした。

その際に看護師さんが、「お母さんの体を気遣ってくれる優しい子だったんだね。」と生まれてこれなかった我が子のことを褒めてくださいました。

子宮外妊娠ということで妊活を再開させるのに半年かかりましたが、気持ちを切り替えていく上でも、私の中ではとても重要な半年となりました。

妊娠しない焦り

子宮外妊娠後、1年の時間を要してタイミング療法を行い、医師の指示のもと漢方(当帰芍薬散)、葉酸も取り入れました。

私が一度妊娠していて20代ということもあり、医師もタイミング療法から人工授精のステップアップを勧めることはありませんでした。

人工授精をしたいと申し出たのは私からです。

なかなか妊娠しない焦りから、結果をすぐに求めたくなっていたんです。

医療費が嵩むことも含め、主人も了承してくれました。

人工授精では、主人の精子が必要になります。

自宅での採取もでき、主人の仕事に差し支えない程度に続けてきました。

ですがある時、主人の精子の状況が思わしくなく再採取する必要があり休日家で休んでいる主人を病院へ呼び寄せました。

結局、再採取の結果も思わしくなかったため、その周期での人工授精はお預けになってしまいました。

主人が病院に来るのが遅かったことと、人工授精ができなかった悲しみと焦りで主人に怒りをぶつけてしまいました。

そこからストレスなのか主人の精子の状況が悪くなってしまい、男性不妊に通うこととなってしまいました。

私の精神的焦りで主人を追い詰めてしまったせいで、余計に子供ができにくくなってしまいました。

人工授精を開始してから1年、結局妊娠せず次のステップに足を踏み入れました。

28歳現在の妊活状況

人工授精で結果が出せなかったことと、医師からもこのまま人工授精を続けても効果がないかもしれないと言われていたので、勇気を振り絞って体外受精に挑戦することとなりました。

体外受精をするにあたって説明会に参加し、どのような流れで治療を行なっていくのか、費用はどのくらいかかるのか、自宅で自己注射の練習など2時間みっちり説明されました。

採卵をするための自己注射を毎日早朝に1~2本、薬も毎日服用しました。

採卵は手術室で行い所要時間20分ほどで終了しましたが、手術後はお腹に痛みがあり歩くのが辛かったです。翌日まで痛みがありました。

採卵後は、精子を卵子にふりかけ成長するかの過程を培養師さんが見てくださいます。

結果はメールで通知され、6個の卵子から4個の胚を凍結することができました。

1回目の移植では一番状態の良い胚を使用します。

移植手術は、15分ほどで終了し、ベットでお腹を温める機械で安静にしていました。

移植後約10日で妊娠判定の血液検査を行い、結果は妊娠!喜びのあまりずっとお腹をさすっていました。

妊娠超初期では胎児は確認できないため、1週間後に再度血液検査をしました。

ですが血液検査の結果、胎児が成長していないということが分かり・・・その後流産してしまいました。

2度目の流産、やっと妊娠したと思っていたので悲しくて仕方ありませんでした。

現在は、2回目の移植に向けて準備をしています。

費用に関しては、採卵準備(治療代、薬代)〜妊娠判定でいまのところ60万円ほどかかっています。

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