多くのお母さんは『母乳で自分の子を育てたい。』と思いますよね。
私も妊娠前は母乳でもミルクでもどちらでも元気に育てば問題なしと思っていましたが、実際に子供が生まれると母乳で育てたいと強く思いました。
はじめはミルクを足しながらの授乳でしたが、どうにか軌道にのって完母に。
離乳食まで母乳で育てられそうと自信がついてきた息子が3ヶ月の時に授乳拒否が始まってしまったのです。
これから私の体験談をお元に授乳拒否から原因、解決までのお話をしていきたいと思います。
3カ月の赤ちゃんの授乳拒否は突然に
3ヶ月になったばかりの頃、授乳拒否は突然起きました。
いつもは左右5分ずつの計10分あげていました。
いつものよう右をあげてから左を飲ませると1分もしないうちにギャー!と鳴き始めてしまいたした。
おかしいなと何度か咥えさせてみても飲んでくれず、吸わせれば吸わせる程大暴れ。
乳首を噛まれてしまいました。
眠くてぐずっているのかもと思い、一度寝かしつけて飲ませてみましまが、結果は同じ。
はじめてのことで私もパニックになり、「どうしたの!?なんで?飲まないの?」と話のできない息子に訴えていました。
3カ月の赤ちゃんの授乳拒否の原因!
この時の気持ちは今まで味わったことのない気持ちでした。
息子と私の結びつきを強くしていた“授乳”を拒否されることによって急に母親として自信がなくなってきました。
息子にも申し訳ない気持ちになってしまい、お腹が空いているそぶりを見るだけで憂鬱になりました。
でも一番の心配はやっと軌道に乗ってきた母乳育児が終わってしまうかもしれないということでした。
頭の中はパニックでしたが、どうしても母乳を飲んでほしかったので自分の不安な気持ちを抑えて息子が母乳をのんでくれるように様々なことを試しました。
抱き方、授乳時間など母乳を飲んでくれる短い時間を使って観察しました。
すぐ諦めてしまう性格なのですが、この時は粘り強かったです。
その結果原因がいくつか分かりました。
原因①抱き方 縦抱きだとよく飲む。
授乳の時以外は縦抱っこブームがきていて、縦抱っこではないと泣いていました。
授乳の時も縦抱きがよかったみたいです。
原因②射乳反射が遅い、もしくはなかった
射乳反射とは脳から乳房に伝達がいき母乳の出をよくする仕組みのことです。
押し出しが強くなると『ジーン』とした感覚があります。
観察してみると、射乳反射が遅いと機嫌が悪くなりました。
授乳拒否が始まったころは何らかの原因で射乳反射がなかったか、遅くなってしまっていたのかもしれないと考えました。
射乳反射はリラックスしたり、赤ちゃんのことを思うと出やすいと聞いたので部屋を静かにして、とにかく息子に集中しました。
授乳拒否されるまでは気づきませんでしたが、授乳毎によって射乳反射はまちまち。
遅いとやっぱり怒りだしてしまうんですね。
コントロールいのできるものではないので集中するか、「すぐに沢山でるからねー。」と声をかけて優しく頭を押さえつけて飲んでもらました。
次第に射乳反射も戻ってきました。
原因③ お腹が空いていなかった
授乳拒否の前日までは昼間の授乳間隔は1時間~2時間。
いつも通り前回の授乳から1時間半経った頃泣き出したのでおっぱいをあげたのですが、それがいけなかったようです。
少し抱っこしたりおもちゃで遊んでみると泣き止みました。
本当にお腹が空いているときの泣きはは3時間も空いていました。
完母を続けたいのなら授乳拒否されても吸わせ続ける!
上に書いた様な理由で授乳拒否をしていることが分かりました。
この原因が分かるまでは授乳の度にぐったり。
大泣きで暴れる息子に自分を拒絶されるのですから精神的にも体力的にも大変でした。
でも、ここまで続けてこれたのは
軌道に乗った完母を続けたい!という気持ちです
ただ同じ方法で与えるのでは何も変わりません。
赤ちゃんが何を求めているのか観察することが大切です。
感情的になってしまいますが、冷静になりましょう。
大泣きする息子を色々な方法で授乳する日は3日程続きましたが、原因を探りだして4日目には丸1日スムーズに授乳ができました。
あれだけ横抱きを嫌がる様子を見せていた息子が、不思議なことにこの日からすんなり受け入てくれました。
授乳拒否が初めて自己表現で受け入れてもらいたかったのかなとも思いました。
まとめ
授乳拒否から解決までのお話をしてきました。
授乳拒否されたときはとても大変でしたが、母乳を飲んでもらいたいという気持ちでどうにか乗り越えました。
授拒拒否を解決してから息子の気持ちが少し理解できた気分になりました。
原因は様々ですが私が気づいた点から是非観察してみてください。
この記事を読んで頂いて授乳拒否されて困っている方の参考になればと思います。
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