夫にナイショの妊活と不妊治療と授かるまでの苦悩の日々の体験談

妊活体験談

結婚して1年。

結婚式を終え、そろそろ赤ちゃんを意識しはじめました。

当時、夫 は24歳 サラリーマン、私は 23歳 調理師として働いていました。

義実家からは「赤ちゃんどうするの?」と前々から圧がかかっていましたがなかなか妊娠せず、自分の身体がどういう状態なのか授かる事の出来る身体なのか気になり、夫に内緒で産婦人科に行きました。

そこから私の妊活がスタートしました。

まず婦人科で検査をしてもらうことに

元々生理痛が重く生理周期も長めでまばら。

前回の子宮頚がんの検診で、子宮の形が奇形か筋腫があるかもしれないと言われていた事もあり卵管造影、フーナーテスト、ホルモン値のチェック等一通り調べてもらいました。

卵管造影検査は、造影剤を子宮内に入れ卵管の通り道があるのか、子宮の形等をチェックする事が出来る検査です。

個人差はありますが造影剤を入れられる時に痛みを感じる人もいるそうなんですが、私はものすごく痛かったことを覚えています。

子宮が収縮する痛みと吐き気を感じました。

結果は、卵管が少し右側が通りづらい状態なのと弓状子宮という子宮奇形でした。

子宮奇形と言われすごく不安になりましたが、妊娠しにくいという事は無いと言われ少しホッとしました。

卵管造影検査の後は卵管の通り道がしっかりしているので妊娠の確率が高くなるらしく、卵胞のチェック、黄体ホルモン値から排卵日を予測してもらいフーナーテスト(性交後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を見る検査)をしました。

夫に秘密で不妊治療開始

卵胞チェックでは卵胞の大きさを確認して排卵日を予測するのですが、私の場合はしっかり卵は育つのですがその期間が長く、排卵する日が不安定だと言われました。

脳から排卵日に向けての指令を出す役割をするホルモンの働きが少しゆっくりだから、排卵日までが長く、それが原因で生理周期もまばらで長いとの事でした。

排卵後のフーナーテストでは子宮頚管の粘液を採取されどれくらいの精子がいるのか、運動量がどうなのかを確認します。

性交後約12時間以内に診察を受けなければいけませんが、排卵日もまばらで排卵していなければまた後日タイミングを取り直して再チェック・・・の日々が頻繁にあり、仕事をしているとなかなか時間を合わせるのが大変で思うようにできない事もありました。

不妊治療をしている事を夫には伏せていましたので、タイミング法をこっそり何度か繰り返しました。

生理後に診察、排卵日頃の卵胞チェック、排卵日予測後のタイミング法、フーナーテスト。

何度も何度も病院に行き生理が来てリセットを繰り返しまた授かれなかったと悔やむ日々が続き、6ヶ月が経ちこれで授かれなかったらもう一旦やめようと思った頃でした。

諦めかけていた矢先の妊娠!

フーナーテストの結果も悪く、多分また生理くるかもねと先生に言われていたんですがそのあとは生理が来ず、不妊治療開始後6ヶ月でやっと妊娠しました。

毎日が長く感じ、仕事との両立、時間を合わせる日々が続きもう一旦やめようと思った矢先の妊娠ですごく喜びました。

夫が自然妊娠の脳しかなく、タイミング法には非協力的で病院に行っていた事はずっと隠していました。

タイミングを取りたい時に不在だったりなかなか思うようにいかない日もあり誰にも相談出来ず苦しい日々でした。

周りからの圧も辛く、うまく笑って答える事が出来なかったです。

1ヶ月に多くて5回程診察し、毎回のようにお金がかかり小さな出費が積み重なり治療費もたくさんかかりました。

一通り私のチェックはしてもらってても、私が原因じゃないのかと自分を責めたりもしました。

夫に内緒だったので精子を調べるお願いもできずフーナーテスト頼りでしたが、毎回のように結果が悪くそれも夫に告げる事が出来ませんでした。

夫の「もし出来なくてもふたりでの時間を大切に過ごしていけばいいよ」というあったかい言葉にも支えられましたが、子供が大好きな夫に自分たちの子供を抱かせてあげたい思いも強くなり辛い日々も乗り越えて続けていく事が出来ました。

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