私が妊活を始めたのは36歳の時でした。
遅い結婚だったので急いで妊活を始めたのですが、結局は2年後に離婚をしてしまいました。
妊活だけが原因ではないですが、二人の気持ちの温度差は感じていました。
私の経験談が少しでもこれから妊活をされる方の参考になればと思います。
高齢出産への焦り
私は結婚したのが36歳と遅く、仕事も辞めていたので出来れば早く妊娠したかったんです。
今は30代の妊娠や出産は当たり前のように言われていますが、35歳を過ぎるとさすがに高齢出産という言葉が脳裏に浮かびます。
友人の中には34歳で2人目を産んだという人もいたのですが、でもそれは初産かどうかの違いがあると思うんです。
産道が全く開いていない状態での初産というのは、かなり大変になるのだろうと焦りました。
一応お医者様にも聞いてみたのですが、まずは自然妊娠を目指したらどうだろうと言われました。
検査の結果、まだ可能性はあるとの事だったので不妊治療について考えてみる事にしたのです。
正直、どうしても子供が欲しいという切実な思いは今までなかったのですが、やっぱり友人達の子供が大きくなっていく姿や街角で小さな子供を連れた若いお母さんを見ていると「産むなら今だな」とも思ったんです。
とりあえず、妊娠しやすくなるにはどうしたら良いのかという事を調べる事にしました。
あとはひたすら自然妊娠してくれる事を願うしかなかったのです。
妊娠しやすい身体づくり
まずどういう体質が妊娠しづらいのか調べてみたのですが、どうやら冷え性の人は妊娠しづらいらしくかなり慌てました。
なぜなら私は筋金入りの冷え性体質で、夏でも長袖を着ていたぐらいなんです。
とにかく体内から体を温める事が大切だという事なので、ショウガを積極的に採り、そして黒酢も良いと教えられたので朝と晩に白湯に擦ったショウガと黒酢を入れて飲みました。
味は正直美味しくありませんでしたが、これも冷え性対策の為と毎日必ず飲みました。
それにビタミンEが良いというので、ゴマを使った製品や料理を多く食べるように心がけました。
ゴマだと味があっさりしているので、どんな食材にもよく合うんです。
そして高タンパクの食品が特に妊娠しやすいと聞いていたので、大豆製品(主に納豆)や肉類を多く食べるようにしました。
ですが太り過ぎはいけないというので、体型は出来るだけ太らないように気を付けて食べたので、とりあえず体重が増えすぎるという事はありませんでした。
そして葉酸サプリが妊娠しやすくなると聞き、調べたところ厚生労働省も推奨していたのでこちらも摂る事にしました。
二人の気持ちの温度差・・・
準備を万端に整え、あとは体温を測ったりして排卵日の計算をしました。
本などで読む限り、排卵日の2日前に夜の営みをすると良いと書いてあったので相手にもその事を話しましたが、露骨に嫌な顔をされてしまいました。
どうやら、2日前というのが義務的に聞こえたらしいのです。
ですがどうしても妊娠したいのだという気持ちを伝えると、相手も私の年齢は知っているので渋々了承してくれましたが・・・何とも気まずい夜でした。
妊活に対しての気持ちの温度が、あまりにも違いすぎたのかもしれません。
やっぱり女性は年齢的な事もあるので焦るんです。
しかし、男の人は自分が妊娠する訳でもないし、そもそも子供が欲しいと思っているかどうかなんですよね。
私が一生懸命妊娠出来るように準備を整えても、相手の方からすればそこまでしなくてもと思うみたいですし「無理しなくても良いんじゃないか」と言われた事もあります。
結局・・・私の妊活は1年ほどで終わってしまいました。
もちろん妊娠は出来ませんでした。
そしてこの事だけが原因ではなかったのですが、2年ほどで離婚してしまったのです。
「子供が出来る前に離婚が決まって良かった」という気持ちと、「子供がいたら離婚しなかったかも」という複雑な気持ちで一杯でした。
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