母親は娘を思うあまりお節介になりがちですよね。
私の母親も同じです。
子供を産むなら絶対に無痛分娩!と決めていました。
しかし、母親は猛反対。
母親の心配してくれている気持ちと、無痛分娩で産みたいという自分の気持ちとの間で葛藤しました。
今回は無痛分娩に反対した母にどのような対応をし、結果的に無痛分娩をしたのかしなかったのかお話ししたいと思います。
母親が無痛分娩に反対してきた
妊娠していた頃、無痛分娩の事故についてのニュースが頻繁に報道されていました。
妊娠が判明した当初、母親には無痛分娩で子供を産むと正直に話していました。
すると、ニュースの報道がある度に
「無痛分娩は危険なんじゃない?止めた方がいい!」と電話が。
もちろん、私も無痛分娩のニュースには敏感になっていました。
自分なりに、何人かの産婦人科の先生の無痛分娩についての意見やコメントをSNSを通して読み、勉強しました。
調べてみると、報道されている事故のニュースは無痛分娩という産み方が全ての原因ではないことがほとんど。
明らかな医療ミスであったり、自然分娩でも同じような事故が起こる可能性が十分あることが分かったのです。
母親から「無痛分娩やめて」コールがあるたびに無痛分娩のニュースの真相を話し、納得してもらおうとしましたが聞く耳を持たず…
他の用事で話しても最後には「無痛分娩反対!」の話をされ、だんだんと母親と話すことに疲れてきました。
無痛分娩で産まない!と母親に嘘をつきいざ出産!
妊娠前から出産は壮絶な痛みと聞いていたので、絶対に無痛分娩と決めていました。
でも、母親と話をする度に無痛分娩の話をされ飽き飽きしてくると、煩いから無痛分娩をやめようかなという気持ちも出てきました。
ただ、無痛分娩をやめると決めると出産への恐怖で毎日怯える日々がやって来るでしょう。
自分の気持ちと母親の煩わしさで深く考え込んでしまい、頭の中はごちゃごちゃ。
でも思ってんです。
妊娠しているのは私だし、母親の言いなりになって後悔したくない。
もし、母親の言いなりになって痛い思いをしたらずっと母親のせいにするだろう。
母親がうるさいだけで自分の決めたことを曲げるなんてバカらしい!
と考えが変わりました。
ただ、母親に正直に無痛分娩をするといっても堂々巡りなので、「無痛分娩するかしないかは当日決められるみたい。もう少ししっかり考える。」と嘘をつき出産に臨みました。
もちろん無痛分娩をやる予定です。
きっぱりと無痛分娩はやらない!と言えなかったのは心配してくれている母親に申し訳ないという気持ちがあったからですね。
母親のガミガミも落ち着き、ゆったりとした妊娠生活を満喫できました。
無痛分娩後の母親の反応はいかに!
母親に嘘をついて無痛分娩に臨み、無事長男を出産。
その二日後にお見舞いにきました。
病室に入るなり私に軽く挨拶をし、一直線に息子のところへ。
「あら~。可愛い。ばあばだよ。よちよちよちよち。」
(こんな感じが永遠に)
滞在中、殆ど息子を手放さず。(笑)
帰る頃になって「無痛分娩したの?」と。
ここで初めて無痛分娩で出産したこと。痛みは全くなかったことを伝えました。
母親は「あらやだ!あっけない出産ね!」
と一言だけ。
結局可愛い孫の顔をみると、出産の形なんてどうでもよいみたいです。
この一言以降、無痛分娩に対しては何も言ってきません。
まとめ
様々な出産スタイルを選べる現代では、母親の言うことよりもいかに自分が満足できるかが大切だと思います。
出産までガミガミと母親が煩わしければ、嘘をついても構わないと思います。
そっちの方がリラックスして過ごせますよ。
可愛い孫の顔を見れば、母親は娘の出産の形なんてどうでもよくなりますから。(笑)
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